ふるさと納税って何?!ふるさと納税の魅力とは?

確定申告の時期が近づくと、必ず話題にあがる「ふるさと納税」!
テレビでもよく「ふるさと納税ってとってもお得なんですよ~」とか言ってるけど、

「実際ふるさと納税って何?!」

って思っている人、結構多いのではないでしょうか。
かく言う私も「わぁ~!美味しそう。良いなぁ。」なんて言いながら一度もふるさと納税をやったことはないんですけどね(笑)

だって、よく仕組みが分からないじゃないですか。そんなものにお金を掛けられませんよね。
というわけで、今日はふるさと納税の魅力についてお話したいと思います。

そもそもふるさと納税って何?

ふるさと納税とは、自分が大好きな都道府県や市区町村にお金を寄付することです。
「え?!それじゃぁ、ただ寄付するだけなんじゃないの?」って思った方も多いと思いますが、地方自治体に寄付することで税金が控除され、なんと実質2,000円の負担でとっても豪華なお礼ももらえちゃう仕組みなんです。

私たち納税者にとってはとっても良い仕組みですが、なぜこんな制度が始まったのかというと、田舎で育った人たちは大きくなったら進学や就職でみんな都会に出て行きますよね。そうなると、自分が育った地元の税収が減ってしまうことになります。

そこで、「今は都会に住んでいるかもしれないけど、自分が育った町にお世話になったお礼の意味を込めて、又は発展してほしいという願いを込めて、納税できるシステムがあっても良いのではないのか?」という思いで、作られたのがふるさと納税なんです。

とっても温かい税収制度なんですが、納税するととっても良いことが多く、今となっては社会現象?!にまでなってきているんです。

ふるさと納税をするとどんな良いことがあるの?

では、ふるさと納税をするとどんな良いことがあるのかというとまずは、とっても豪華なお礼がもらえます。例えば、実際にどんな返礼品がもらえるかというと

・最高級A5ランクのお肉
・最高ブランドのお米
・旬を迎えた季節のフルーツ
・なかなか手に入らない希少価値のあるお酒
・新鮮な魚介類
・こだわりのご当地カレー

などなど。その町の特産品がお礼にもらえちゃうんです。ふるさと納税をしないと一生手にすることはないかもしれない…あんなものやこんなものがたくさんもらえてとってもお得なんですよ。

また、最近では日帰り温泉旅行券やホテルお食事券、高級家電など変わり種の返礼品もあるので、大好きな町はもちろんですが、どんなお礼がもらいたいかによって選ぶ人も多いです。

次に、このふるさと納税ですが自分が生まれ育った町だけしか納税できないわけではありません。自分の好きな地方自治体に納税することができるため、例えば震災で被害を受けた東北や熊本、大分などに復興支援という形で寄付するなんてこともできてしまうんですよ。

そして、ふるさと納税の最大の魅力と言えば、税金が安くなることです。例えば、15,000円分を寄付したとします。そうなると、13,000円分の所得税と住民税が安くなります。ということは、実質2,000円で寄付することができるのです。

しかも、お礼までもらえるという…本当にお得な制度ですよね。2,000円は事務手数料だと思ってふるさと納税、是非活用しましょう。

ふるさと納税の申込から返礼品を受け取るまでの流れ

では、どうやってふるさと納税をしたら良いのか。その流れについて説明しておきます。

まず、自分が寄付する金額を決めましょう。
「あれも、これも欲しいから全部寄付しちゃえ!」と思う人もいるかもしれませんが、所得によって税金の控除額が決まっています。

ということは、あれこれ納税してその上限を超えてしまうと単なる寄付なので、ふるさと納税の恩恵を受けることはできません。もちろん、ただ寄付したいという人は全然OKですよ♪ですので、まずはいくら自分が寄付できるのか目安を確認して金額を決めましょう。

次に、どこの自治体に寄付をするのかを決めます。自分が生まれ育った町はもちろん、自分が欲しいお礼品のところに寄付してもOKです。そして、寄付したい町が見つかったら、電話やファックス、ネットなどで申し込みをします。

その後、寄付金を納付したらお終いです。寄付金の納付方法は、銀行振込やコンビニ振込、クレジットカード決済できる地域もあります。自治体によって納付方法がバラバラなので確認しておきましょう。

納付が終わると、お礼の品物が届きます、早い自治体だと2週間で届く場合もあるようです。ただ、人気が高い地域や旬のもの、例えばフルーツやお米、野菜などといったものは数カ月待ちになる…なんてことも多いです。何か月待ちになってももらえるなら私は全然良いですけどね(笑)

後日、「寄付金受領証明書」が届くので翌年の確定申告のためにとっておきましょう。ただし、ワンストップ特例制度を利用する人は不要です。ワンストップ特例制度を利用しない人は忘れないよう翌年確定申告を行うようにしましょうね。

さて、ふるさと納税について簡単に説明しましたが、いかがだったでしょうか。ふるさと納税、意外と簡単ですよね。私も来年、ふるさと納税を絶対しようと心に誓った今日(笑)是非、一緒にふるさと納税をしましょう。

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