保育士の資格を徹底解説!主婦におススメ!

今、子供が小さくて一生懸命子育てをしている主婦の人は「この状態がいつまで続くんだろう…」って思っているかもしれませんが、安心して下さい!終わりはもうすぐやってきますから(笑)

子供が大きくなるにつれて別の悩みも色々出てきますが、だんだん自分でできることが増えていくし、勝手に遊ぶようになってくるので、そうなると自分の時間も出てくるようになります。

そんな時「そろそろ外で働いてみようかな」って思う主婦も多いのではないでしょうか。ただ、働くからには何かしら資格があった方が良いですよね。

そこで、ここでは主婦におすすめの資格「保育士」についてお話していきたいと思います。

編集部
それでは保育士の資格について見ていきましょう^^

なぜ主婦に保育士がおすすめなのか?

まず、どうして保育士が主婦におすすめなのかというと、なんといっても自分の子育て経験が役に立つからです。主婦で子供が居た人は必ずやってきましたよね。おむつを交換したり、食事のお世話をしたり、公園で一緒に遊んだり…そんな経験が保育士の仕事では絶対いるスキルとなります。

案外、専業主婦だった人の方が保育士って向いていたりするんです。それに、今、働くママが増えていますよね。保育所に入れたいのに入れないという待機児童の問題が大きくメディアで取り上げられています。これからも保育所や託児所はどんどん増えていき、保育士の数はどんどん必要になってきます。

そうなると、保育士の資格を持っているだけで働き口が多くなります。また、保育士として働く場合、働き方を選ぶ事ができます。正社員として再就職することもできますが、契約社員や派遣社員、フルタイム勤務やパートタイムなど働き方は色々です。

自分の子供が小さいうちは短時間勤務にしておいて、子供ともしっかり向き合う時間を確保することもできるし、体力勝負の仕事ではありますが、やりがいもあります。

このように主婦が保育士の資格を持つと様々なメリットがあります。子供のお世話が大好きで興味があるという人は保育士はとてもおすすめですよ。

保育士の資格って難しいの?

保育士になるためには、条件があります。

①保育士試験を受験し、合格する
②卒業と同時に取得することができる大学、短大、専門学校などの指定保育士養成校に通う

この2つのどちらかになります。
②の場合、卒業すれば必ず資格取得をすることができるのですが、費用は200万円以上かかってしまう上に、資格取得までの期間が2年以上かかってしまいます。ということで、主婦には②の道はとても向いていません。というわけで、選択肢としては①に自然となります。

①を選択した場合、通信講座などで勉強しながら試験合格を目指していく事になります。集中して勉強できる環境があれば、勉強期間は半年から1年ほどみておくと良いです。子育ての合間にコツコツとやっていきたいのであれば、約2年みておくと良いでしょう。

合格率ですが、10~20%とやや低めです。難易度としては少し高くなっています。全科目で6割以上とる必要がありますが、保育士試験は科目合格をする事が可能で、一度合格した科目は3年間合格と見なされます。

ですので、1回の受験で9科目中5科目しか合格できなくても、次回は残りの4科目しか受験する必要がありません。しかも、保育士の資格試験は2016年から年に2回になりました。ということは、これから合格率がアップするかもしれないと予想されています。

ですので、本当に「保育士になりたい!」と思っている人であれば、今はかなりの追い風です。保育補助などの場合、無資格でも保育施設で働くことはできますが、お給料の面では資格を持っているか、持っていないかでかなり変わってきます。

どのくらい変わってくるかというと、その差は正社員で月に2万円ほど変わると言われています。同じことをしていてもこれだけ差が出るんですから、持っておいた方が絶対良いですよね。

ちなみに、保育士の資格を取得するための費用ですが、通信講座だと6~8万円です。もし、どこかのスクールに通学して、資格取得を目指すのであれば通常1年間でカリキュラムが組まれていて受講料は30~40万円程度になります。

こうやってみると、断然通信講座で勉強した方が費用は抑えられますよね。また、保育士の資格の受験料は12,905円です。受験料もそこそこ高いので、早めに合格しておきたいですね。

保育士の資格を持っていると何が有利になるの?

保育士の資格を持っていると、上記でも少し触れましたがお給料がアップします。これはかなり大きいです。また、保育士の資格は国家資格のため全国どこへ行っても通用します。転勤族の旦那さんの場合でも、資格を生かして再就職することが可能です。

そして、保育士の資格があるからって何も就職先は保育園だけとは限りません。例えば、ショッピングモールや病院などの託児所、テーマパークなどの迷子センター、乳児院や自動車学校の託児所など働く場所は様々です。

保育士の資格を持ってベビーシッターをしている人も増えています。持っておいて絶対損はしない資格なので、就職活動をする前に是非とっておきましょう。

保育士の資格のまとめ

保育士の資格が主婦に向いているという理由、お分かりいただけたでしょうか。何かと大変で苦労の多い仕事にはなりますが、自分自身の子育て経験を生かすことができるし、何より子供たちのかわいい笑顔に癒されます。

試験も年に2回に増えたし、今までより資格取得がしやすくなっています。育児や家事などの隙間時間に勉強して、是非合格を勝ち取りましょう。

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