うちの長男はお腹の中に居る時からしゃっくりが多くて、「あ、また始まったな…」なんてことがしょっちゅうありました。
そして、お腹の中から出てきて新生児の時も「ヒック、ヒック…」ずっとしゃっくりしていて「この子、大丈夫なのかな?」って正直心配になるほどでした。
ま、そのうち必ず止まるんですけど、出来れば早くこのしゃっくり止めてあげたいですよね。
そこで、どうしてしゃっくりが出るのか、そしてしゃっくりを止める方法についてお話していきたいと思います。
なぜ、しゃっくりは出るのか
「しゃっくりが100回以上続いたら死ぬ」なんて昔友達と言っていたのを覚えています。
数を数えていてだんだん100に近づいてくると怖くなってきて、数えるのを止めちゃう…なんてことしょっちゅうでした(笑)
では、そもそもなぜしゃっくりが出るのかというとしゃっくりは横隔膜のけいれんが原因です。お腹の中にいる赤ちゃんも肺呼吸の練習をしているため、しゃっくりが起こるようです。
胎内でのしゃっくりは胎動と間違いやすいのですが、規則的にヒクヒクなるので「あ、しゃっくりだ!」とだんだん分かってきます。そんな赤ちゃんがお腹の中から出てきた時、ちょっとした刺激でも横隔膜が軽くけいれんしてしまうんですよね。
その刺激というのが…
・母乳やミルクを飲んだ時に胃や食道が活発になり、刺激となる
・おむつがおしっこなどで濡れることで体温が下がり、刺激となる
・エアコンの温度が低すぎて寒くて刺激になる
などなどです。
赤ちゃんはちょっとしたことにも敏感なので、しゃっくりが出たからと言ってびっくりする必要はありません。ただ、どうしても長く続くしゃっくりが気になる方のためにしゃっくりを止める方法を紹介しておきます。
しゃっくりを止める方法
しゃっくりがで始めたら原因を探してみる
しゃっくりが出始めるのには、何かしらの原因があります。例えばエアコンの温度が冷たすぎないか、もしくはおむつが濡れていないかなどチェックしてみましょう。そして、もし原因がそこにあるのであればおむつを替えてあげたり、エアコンの温度を上げたり、風を弱めたりしながら対策をとってみて下さい。
白湯を飲ませる
大人もそうですが、白湯やお茶を飲むことでしゃっくりが止まることがあります。赤ちゃんも同じです。少量の白湯や麦茶を飲ませることでしゃっくりが止まるかもしれません。また、授乳後や離乳食を食べた後にしゃっくりが出始めた時はげっぷをさせてあげましょう。
私の場合、よく子供がしゃっくりをし始めたら母乳をあげていたような気がします。そうすると、自然に止まっていきましたよ。
背中をさすってあげよう
うちの子もよく抱っこをして背中をさすってあげていました。もしくはトントンと軽くたたいていましたね。そうすることで体が温まって自然としゃっくりが止まることが多かったような気がします。
体を温めてあげる
体温の変化でしゃっくりが出ることは多いです。しゃっくりが出始めたらタオルやガーゼをお腹に当てて体を温めてあげると良いでしょう。
うつぶせ寝にする
うつぶせ寝はしゃっくりを止めるのに有効とされていますが、窒息死のリスクもあるためかなり慎重になる必要があります。もし、うつぶせ寝にしてしゃっくりを止めるのでれば、子供から目を絶対に離してはいけません。必ず付き添っておきましょう。
そのしゃっくり病気じゃない?
赤ちゃんのしゃっくりって、親からしてみると少し心配なこともありますが、当の本人は案外ケロっとしていてそんなにきつくないんですよ。そして、成長とともにしゃっくりの回数もだんだん減ってくるのが一般的です。
ただ、中には注意が必要な赤ちゃんのしゃっくりもあります。例えば鼻が詰まったままでしゃっくりを繰り返していると呼吸が乱れて呼吸困難になってしまうことがあります。また、しゃっくりをしながら吐いたり、よだれをダラダラ流していると逆流性食道炎の疑いも出てきます。
そして、2日間以上、しゃっくりが止まらず続いている場合「難治性しゃっくり」と言われて中枢神経や他の病気が疑われることもあります。
こんな事を聞くと、赤ちゃんのしゃっくりが怖くなってしまう人もいるかもしれませんが、あくまでもレアケースです。ほとんどの赤ちゃんは自然にしゃっくりが止まっていくので心配しなくても良いでしょう。
赤ちゃんのしゃっくりを止める方法のまとめ
以上、赤ちゃんのしゃっくりについてお話してきました。
うちの長男は本当、起きている間しゃっくりが多くて心配になることもあったんですけど、いつの間にかしなくなっていましたね。
それに比べて次男はほとんどと言っていいほどしなかったような…
というより、覚えていないという方が正しいのかもしれません(笑)とにもかくにも、赤ちゃんのしゃっくりはほとんどの場合心配はいりません。
もし、どうしても早く止めてあげたい場合は、今日紹介した方法をお試ししてみてはいかがでしょうか。