マイホームを持っている人は、壁に穴を開けたりして大胆にリフォームすることができますが、賃貸に住んでいる人は引っ越しをする時に原状回復して戻さなくてはいけないので、壁や柱に穴を開けるなんてことはできないですよね。
実際、賃貸の場合は模様替えするのに限界があります。そんな時に使いたいのがディアウォール!これさえあればカフェ風のオシャレな収納棚を簡単に作ることだってできてしまうんですよ。
そこで、ここではディアウォールを使ってできる収納棚や作り方についてお話していきたいと思います。
そもそもディアウォールって何?
有吉ゼミの企画でヒロミの自宅リフォームを見たことがある人なら誰もが知っているであろうディアウォール。賃貸住宅に住んでいても床や天井を傷つけることなく、リフォームすることができるんです。
ディアウォールはホームセンターなどで売っているんですけど、ツーバイフォー材に当てはめて使うパッドとスペンサーが付いた部品になります。バネの力を使って突っ張っていくので、基本的には天井が抜けたり、ディアウォールが倒れてくるなんてことはありません。
また、耐荷重性が心配な人でも強度を上げるために中間ジョイントや棚受けを付けることができるので大丈夫!どんなに狭いスペースでも簡単に収納棚を作ることができるのでおしゃれ棚はもちろん、しっかり収納することもできるんです。
ディアウォールでどんなものができる?
実際にディアウォールを使ってどんなものができるのか、紹介していきたいと思います。
①本棚
ディアウォールの定番と言えば、本棚ではないでしょうか。本はもちろん、CDを並べたり、DVDを並べたり…耐荷重を強化すれば辞書ぐらい重い本でも何十冊と平気で並べることも可能ですよ。
オシャレな本棚を作るのはもちろん、本やCDが好きすぎて収納場所に困っているという人にはディアウォールを使って本棚を作るのはおススメです。
②インテリア
ディアウォールはインテリアとして使うこともできます。例えば、ディアウォールを使って自転車を収納することもできるんです。一軒家の人は駐輪スペースを作ることができますが、マンションの場合お気に入りの自転車を駐輪場に置くのはちょっと…って考えている人も多いですよね。
そんな時、ディアウォールを使えば簡単に自転車を収納することもできてしまいます。また、ペットで猫を飼っている人なんかはディアウォールを使ってキャットタワーを作ることもできますよ。その他にもテレビをどうしても壁につるしたいけど、壁に穴はちょっと…という人にもディアウォールは大活躍です。
③間仕切り
例えば、アイランドキッチンにしたけどちょっとだけ間仕切りを作りたいという人にもディアウォールはおすすめです。キッチンスペースとリビングをしっかり分けたい場合、ディアウォールを使えば簡単に分けることができます。
その他にもディアウォールは家具の補強にも使えるので、地震の時でも安心なんです。
【基本】ディアウォールを取り付けてみよう
用意するもの
●ツーバイフォー材8フィート 2本
●ディアウォール 2セット
●棚用のツーバイフォー材 必要な枚数
●棚受け用の金具 棚の枚数分
●メジャー
●ドライバー
①床から天井までの高さをメジャーで測り、マイナス45㎜の長さにツーバイフォー材を2本、カットします。
②バネの付いているディアウォールを天井の方に、バネの付いていない方を床の部分に取り付けます。
③ディアウォールを取り付けたツーバイフォー材を取り付け、棚受けを好きなところで取り付けていきます。
基本的にはこの流れでやっていくのですが、奥行きが欲しい場合はツーバイフォー材8フィートを4本使って棚を作る方法もあります。耐荷重性を上げたい人などは柱を4本立てて収納棚を作ったら良いでしょう。
さぁ、ディアウォールでおしゃれな収納棚に挑戦してみよう
以上、ディアウォールで作る収納棚についてお話してきました。
自分で書きながらすごく便利なグッズだなって感心しましたね(笑)リビングの収納スペース作りとしてはもちろん、子供部屋にも役立ちそう!
是非、これを気にディアウォールを使って収納棚を作ってみてはいかがでしょうか。