子供が小学生に上がる時、様々な物を準備しますよね。
ランドセルはもちろん、洋服や机、文房具など買いそろえるものがたくさんあるため、いつもの月以上にお金がかかります。
そして、小学生になるということは学校に1人で通い、お友達だけで遊び、習い事にも一人で行くのが当たり前になってきます。
そうなると、「あの子、今どこで何してるのかな?」「ちゃんと家に帰ってきているのかな?」と幼稚園児の時にはなかった悩みが増えてきます。
そんな悩みを解消してくれるのが「こども用携帯」になるのですが、私の周りでも結構持っている子供って多いです。
そこで、キッズ携帯の料金や機能についてここでは詳しくお話していきたいと思います。
キッズ携帯ってどんなのがあるの?
ここでは、ドコモ、au、ソフトバックのキッズ携帯についてお話していきたいと思います。まず、キッズ携帯の呼び名ですが
・ドコモ=キッズケータイ
・au=ジュニアケータイ
・ソフトバンク=みまもりケータイ
と呼び名がバラバラです。
3社とも子供用に発売されているケータイは2種類あり、スマホのようなジュニア用携帯と数字のキーがない誰でも簡単にかけられる小っちゃくてかわいい携帯があります。
大きさや使い方はどこのキャリアも全て同じで、小学1年生でも使い方を教えれば誰でも簡単に使うことができます。
というわけで、ここでは誰でも使える小さい方の携帯についてお話していきたいと思います。
キッズ携帯の機能にはどんなのがあるの?
キッズ携帯には普通のガラケーと違ってキッズ携帯ならではの機能があります。また、機能については3社ともあまり差がないのでまとめて紹介したいと思います。
①防犯ブザーの機能がある
ランドセルに防犯ブザーを付けているのはもはや常識ですが、ランドセルを背負っていない時にもし変な人が現れたらどうしますか?
そんな時に便利なのがキッズ携帯です。
スイッチの紐を引っ張ると、防犯ブザーになり、親のスマホにメールで位置情報が送信されます。
②GPS機能
子供がどこにいるかPCやスマホから探すことができます。電源が切れた時に位置情報を教えてくれる機能もあるので安心です。
③通話・メール送信制限機能
電話帳に登録した人にしか発信・受信ができない仕組みになっています。
また、メールは定型文のみしか送れないようになっているのでトラブルになりません。
④インターネットが使えない
インターネットへの接続ができなきいため、知らない間に課金されていたなんてこともありません。
⑤防水・防塵
子供って何も考えずに物を扱うので、携帯を持っていてもお構いなしに激しく遊びますよね。
そこで、防水や防塵機能がしっかりとついています。
多少荒く使っても壊れないような仕様になっているので安心です。
以上、キッズ携帯の機能について見てきました。
では、一番みんなが気になる料金について次のところで紹介したいと思います。
ドコモ、au、ソフトバンク。料金を比較してみよう!
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
機種代金 | 414円 (24回分割払い) |
314円 (36回分割払い) |
637円 (24回分割払い) |
まず機種代ですが、24回払いのドコモが414円で一番安くなっています。次がauで314円の36回払いです。
そしてソフトバンクが637円の24回払いとなっています。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
基本使用料金 | 0円(12か月間) 743円(13か月目以降) |
0円(12か月間) 743円(13か月目以降) |
0円(24か月) |
位置情報サービス | 200円 | 300円 | 200円 |
事務手数料 | 新規・機種変更 3,000円 |
新規・機種変更 3,000円 |
新規・機種変更 3,000円 |
1年目使用料金 | 7,368円 | 7,368円 | 10,044円 |
2年目使用料金 | 16,284円 | 16,284円 | 10,044円 |
2年合計使用料 | 23,652円 | 23,652円 | 20,088円 |
次に基本使用料金ですがドコモとauは12カ月間無料で、13カ月目以降は743円かかるようになります。
一方、ソフトバンクは24カ月間0円です。また、位置情報サービスに関してはドコモとソフトバンクが200円でauだけ300円です。
新規や機種変更にかかる事務手数料も3,000円と横並びです。
1年目、2年目の使用料金を比較していくとauとドコモは全く一緒になります。
ただ、ソフトバンクに関しては1年目の使用料金がauやドコモに比べて約2,500円高いです。ですが、2年目の使用料金は6,000円も安くなります。
3年目以降はどうなるのかというと…やはりソフトバンクが一番安く次にドコモ、そしてauの順番となっていきます。
この結果を元に、2年間の合計使用料金だけを考えるとソフトバンクが一番安いです。
また親がau使っているから同じキャリアにするメリットは実はあまりありません。家族間通話が無料になるぐらいです。
さらに、3社とも2年の縛りがあるため2年以内に解約するとなると9,500円の解約金が必要となります。
使用料金を抑えたいのであれば、2年使った後に他社携帯に切り替えるのもOKです。
子供向けのキッズ携帯のまとめ
以上、子供向けのキッズ携帯についてお話してきました。
料金だけを比較するとソフトバンクが一番お得に見えますが、それぞれのショップで様々なキャンペーンを行っているので、上手くその時に購入すればソフトバンクのキッズ携帯より安くなる可能性は大です。
また、基本的にはキッズ携帯を学校に持ってくるのが禁止であることが多いです。
きちんと規則に従って使うようにしましょう。それから、保障問題に関しては中古のキッズ携帯を持っておけば保障代を毎月支払う必要がない場合もあります。
もし、少しでも節約したいのであれば、ショップに行って確認しておいて下さいね。
というわけで、子供向けのキッズ携帯を買おうかどうか悩んでいる人は是非参考にして下さいね。