手料理の得意・不得意はあると思いますが、料理が苦手な主婦でも簡単にできる、手料理を実際以上においしく見せる人間心理に基づいた超簡単な方法をご紹介します。
新婚さんはもちろんのこと、手料理のレパートリーを出し尽くしてしまって旦那様に飽きられてきたかなと思っている貴女にも必見ですよ!
「盛り付け」はお店のディスプレイをするように!
料理番組を見たことがあればわかると思いますが「盛り付け」にひと工夫させて視覚的においしそうに見せることをしていますよね。
盛り付けとは、皿に上に料理をディスプレイする方法のことですが、数々の研究により、盛り付けがよいと、実際に料理がおいしく感じられることが実証されているんです。
高級なお店のようにアーティスティックな盛りつけもポイントさえ押さえれば実は家庭で簡単に再現することができるんです♪
アーティスティックな盛り付けの基本は・・・
●クリーンな皿を用意する(白い皿が無難)
●料理をたくさん載せすぎない(パスタも少量に)
●色、質感、サイズ、形のコントラストを有効に使う
●付け合わせを忘れない(新鮮なハーブやソースを添える)
たったこれだけですが、やるのとやないでは手料理のおいしさに大きな変化をもたらします!
なるべく重い食器を使う
私たちは重さを価値に結びつける傾向があり、ナイフやフォークなどのカトラリーも例外ではありません。
重い食器を使って食べたほうが、軽いものを使ったときよりも、料理がおいしく感じられるそうです。
さらに、重い食器を使って食事をした人は、料理の盛り付けをより高く評価し、その料理に払ってもよいと思う値段もより高くなることがわかりました。
自分の料理に心配があるなら、重くて素敵に見える食器を用意しましょう。
食器自体の価値は重要ではないので格安ショップで簡単に手に入るもので問題ありません。
食事の時間だけの特別な雰囲気を演出する
例えばレストランでは、雰囲気が集客の重要な要素のひとつとなります。
ダイニング、中庭、リビングルーム、どこで料理を振る舞うのであれ、その場所を小さなレストランだと考えて、食事の時間だけの特別な雰囲気を演出してください。
また、何か音楽をかけましょう。
快適な音量で流される音楽は、食事の喜びと消費者満足がアップするそうです。
逆に、うるさすぎる音楽は食事の雰囲気を台無しにします。
ソフトな音量をキープするのがポイントです。
他にも、雰囲気作りのためには「明るさ」「室温」「楽しい雰囲気」が、食事にポジティブな影響を与えるます。
例えば・・・
●室温を下げる(体が、体温を保つためにエネルギーが必要だと判断する)
●明るさを落とすかキャンドルを使う(そのほうがリラックスする)
●テレビをつけたり、人を招いたりして、社交的な楽しみを提供する
「料理を楽しむ」というよりトータル的な「食事を楽しむ」というようなイメージですね。
食事を振るまう前に、全員を良い雰囲気にするよう努めてください。
食事そのものを楽しめれば、料理のできよりも脳が味を決めてくれます。
まとめ
いかがでしょうか?
手料理の良し悪しは味付けやレパートリーの種類が全てではありません。
このようなちょっとした知識があるかないかで大きく味の感じ方が変わってくるのです。
今回ご案内した方法は今日からでもできることだと思いますので是非とも一度実践してみてください♪