栄養価が高いのにとってもマズイと言われるマーマイト。ベジマイトとの違いや口コミの紹介!

イギリス人にお馴染みのマーマイト。日本人で知っているという人はまだまだ少ないのではないでしょうか。「ベジマイトならテレビで見たことがあるけど、マーマイトは知らない」っていう人もいるかもしれません。

そんなマーマイト、一時はデンマークで輸入禁止になっていて、その理由が栄養価が高すぎるからというものだったそうですよ!そんなに栄養価の高い食品、健康志向の高い人なら誰も一度は試してみたいと思うのではないでしょうか。

そこでここでは、マーマイトとは何なのか、ベジマイトとの違い、マーマイトに対する口コミなどなど紹介していきたいと思います。是非、健康に興味のある人は要チェックですよ!

イギリスの栄養補助食品「マーマイト」とは

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マーマイトはどうやって作られるのか

日本ではまだまだ馴染みの薄いマーマイト。しかし、一部の人の間ではかなり話題に上がっているんですよ。そんなマーマイトっていったい何なのかというと、ビールを醸造していく中で、どんどん増殖して最後に沈殿した酵母だけをくみ取って製品化したものです。

この酵母に強い塩味をつけたものがマーマイトになるのですが、製造過程を聞いただけでもとても美味しそうには感じないですよね。ビールが好きでビール工場見学に行ったことがある人なら分かると思うのですが、ビールは麦汁に酵母を入れて作られていきます。

適温で発酵を行い、酵母がどんどん沈殿していくのですが、最近の地ビールには瓶の底に白い沈殿物(酵母)が底に残っていることも多いようです。見た目は真っ黒で黒ゴマペーストみたいな感じですが、味は塩辛いです。また、その味以上に独特のニオイがダメだという人も多いです。

栄養価が非常に高い

そんなマズイと言われるマーマイトなんですが、栄養価は非常に高く、積極的に摂取してほしい食品です。具体的にどんな栄養が含まれているかというと、ミネラル、食物繊維、プロテイン、ナトリウム、カリウムが豊富に含まれています。

マーマイト5gの栄養比率を見てみると

・チアミン(ビタミンB1) 0.55mg
・リボフラビン(ビタミンB2) 0.43mg
・ナイアシン(ビタミンB3) 2.5mg
・葉酸 100µg
・ビタミンB12 0.5µg
・鉄分 1.8mg

となっており、ビタミンが豊富に含まれているのが分かりますよね。とくにチアミンはマーマイト5g食べるたけで1日に必要な量の半分も取得できてしまうんですよ!

マーマイトはイギリスやニュージーランドで食べられている

マーマイトの消費量はイギリスを始めとしたヨーロッパ周辺が多いですが、ニュージーランドでも生産されており、消費されています。また、イギリスでは一般家庭で普通にマーマイトがありますが、正直美味しいものではないのでアメリカや日本では不評です。

「外国人には全く理解できない味」とも言われており、語源はフランス語で意味は調理用の蓋つきのお鍋という意味があるようです。そのため、マーマイトのイラストはお鍋のイラストが載っています。そんなマーマイトを日本で入手したいという人は通販などを利用すると良いでしょう。

マーマイトとベジマイトの違いとは?

マーマイトに似ている栄養補助食品としてベジマイトというのを聞いたことがある人多いでしょう。では、マーマイトとベジマイトの何が違うのかというと、実はそんなに違いはありません。ベジマイトも同じ発酵食品で、味もマズイと言われています。

大きな違いと言えばマーマイトはビールの酵母からできているのですが、ベジマイトは野菜をイースト菌で発酵させたものです。ただ、味はマーマイトとほぼ同じで見た目もそっくりです。どちらかと言えばベジマイトの方が味が薄いとは言われていますが、ほぼ違いはないと思っていて良いでしょう。

栄養価に関してもそこまで大きな違いもなく、栄養目的で食べるのであればどちらを食べても変わらないと思ってもらってOKです。

日本にもマーマイトやベジマイトと同じ栄養価のサプリがある!

ベジマイトやマーマイトに興味はあるけど、食べるのはちょっと…という人は安心して下さい!日本で販売されているサプリメントに同じ栄養価を摂取できるアイテムがあるんです。その名も「エビオス錠」!エビオス錠はアサヒから販売されている錠剤ですが、毎日飲むことで胃や腸の調子が整うと言われています。

また、エビオス錠もビール酵母から作られており、マーマイトの栄養価に近いですよね。味はサプリメントなので全くないです。コスパも良いので長く続けられますよ。

マーマイトの一般的な食べ方とは?

マーマイトは、イギリスでは一般的にトーストに塗って食べる人が多いです。また、クラッカーに乗せて食べる人も多いです。マーマイトの味が好きなイギリス人にとってはしっかりマーマイトを楽しみたいんでしょうね。

他にもイギリスではマーマイトの味のグミやポテトチップス、チョコレートやマカロンなどがあっていかに味が好まれているかが分かります。ただ、日本人にはほぼ理解不能の味であることは間違いありません。

「お菓子ならマーマイトを食べられるかも!」と興味がある人もいるかもしれませんが、味はマーマイトなので美味しいかどうかは…です。

マーマイトよりベジマイトの方が料理には使いやすい!

両者とも味に違いはないと言われていますが、どちらかと言えばベジマイトの方が味に主張がないので料理に使うとしたら、ベジマイトの方が使いやすいのかなって感じです。私たちからするとどっちもどっちなのかもしれませんが、マーマイトを食べているイギリス人からするとマーマイトの方が料理に向いている!って思っている人が多いようですよ。

では、どんな料理に合うのかと言えば、日本では肉じゃがなんかに使うと良いようです。意外と美味しい!と思っている人も多く、マーマイトやベジマイトを買ってはみたけど、消費できない人にもおすすめですよ!

マーマイトっていったいどんな味なの?口コミを紹介

それでは、マーマイトの口コミについていくつか紹介していきたいと思います。

・イギリスに留学した時に初めて知ったマーマイト。ホームステイ先のホストマザーから「美味しいから食べてみて」と言われ食べたんですけど、とにかくしょっぱい!申し訳ないけど、すごい顔をしてしまって「無理!」と言ってしまいました(笑)

ホストマザーはすっごく笑っていましたけど、そこのご家庭では普通にみんなパンに塗って食べていたのでどんな味覚しているんだろう…って正直思ったほどです。

・マーマイトはマズイという先入観で入ったのですが、私は別に大丈夫でした。というより、むしろ好きでした(笑)パンに塗って食べるのはもちろん、ポテトのディップとしてマーマイトを付けたりしていましたね。

日本に帰ってからはマーマイトを見かけることがないので、食べていませんが、名前を聞くとすごく懐かしくなります。私の味覚がおかしかったのかもしれないですけど、マーマイトはとってもおすすめですよ!

【まとめ】マーマイトを食べて健康になろう!

さて、マーマイトとは何なのか、ベジマイトとの違いや口コミについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。あまり美味しいものではない印象が大きいですが、栄養価が高いことは間違いありません!どうしても味に抵抗があるという人はサプリメントのエビオス錠で代用すると良いでしょう。

是非、マーマイトを日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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