緊張した時「人」という漢字を手の平に3回書いて飲みこむと緊張しないなんていうおまじないが、小学生の頃流行りませんでした?他にも様々なおまじないがありますが、中でも塩まじないの効果がスゴイ!って聞いたことがありませんか。
塩って料理の味付けに使われるのはもちろん、玄関前に塩を盛ったり、塩を使ってマッサージをしたり、様々な使い方がりますよね。また、お相撲さんが土俵入りする時に塩を撒いたり、お葬式から帰ってきて玄関で塩を肩に撒いて清めたりもします。
そんな清めの力を使って塩まじないは作られたわけですが、いったいどのようにすれば良いのでしょうか。ここでは、塩まじないのやり方と注意点についてお話していきたいと思います。
そもそも塩まじないって何?!
塩まじないとは日本で生まれたおまじないで、困っていることや辛いこと、ストレスの根源になっているものなどを書き出して塩で清めて洗い流すおまじないのことです。この塩まじないですが、誰でも簡単にできてしまいます。
初めて塩まじないというのを聞いた人からすると、「なんだか怖いんですけど…」という人もいるかもしれませんが、正しい豊富緒できちんと行えば何も怖くありません。そこで、塩まじないの正しいやり方についてお話していきたいと思います。
正しい塩まじないのやり方とは
まずは、準備するものから見ていきましょう。
【準備するもの】
・ペン(何でもOK)
・塩
・火(ライターやマッチなど)
ティッシュは最後にトイレに流すのでトイレットペーパーがおすすめです。
塩まじないの手順ですが、まずはティッシュに困っていることや消し去りたいことを書きます。それから塩を一つまみ振りかけて塩をかけて燃やします。燃やした後はトイレにカスを流しましょう。
それでは、それぞれの工程を少し詳しく解説していきたいと思います。
塩まじないの方法① 書く
塩まじないの効果があるかないかは、書き方で決まります。お願い事をする時、普通は叶えたい願い事を書きますよね。神社の絵馬なんかを見ていると「○○高校に受かりますように」「○○の試合で勝ちますように」などなど叶えたい願いを書き込んでいます。
しかし、塩まじないには願い事を書きません。じゃぁ、何を書くのかというと今の現状や問題になっていることを書きだします。例えば
・○○君と付き合えない
・××高校に合格できない
・△△の試合に勝てない
などなど、逆のことを書くのです。これを間違えてしまうと塩まじないの効果はありません。塩まじないの効果がないって言っている人の多くは、書き方を間違えて叶えて欲しい願い事を書いている人が多いです。
塩まじないの時は何が問題になっているのかを書かなければいけないので、慣れるまでは注意して書くようにしましょう。
塩まじないの方法② 塩を振る
塩には昔から清める力があると言われています。そんな塩の量ですがひとつまみで十分です。それから、家庭用の食塩でOKですよ。お祓い用のお清め塩じゃないと効果がないといわけではないので、どこの家庭にもある一般的な塩で大丈夫です。
その塩を書いた文字の上に振ります。この時、願い事を書いた文字の上にしっかり振ることで効果がアップします。
塩まじないの方法③ 燃やす
塩を振った後は、塩を包み込むようにしてティッシュを折りたたんでいきます。この時、塩がこぼれてしまうとおまじないの効果が無くなってしまうので注意が必要です。そして、塩を包んだティッシュに火を付けましょう。
初めは火が付きにくいかもしれませんが、一度燃え出すとあっという間に燃えてしまいます。お皿やフライパンの上など火が落ちないように工夫しましょう。また、ティッシュではなく紙を使った場合、火が付いた瞬間舞い上がってしまうことがあります。必ず、周りに萌えやすいものがないかどうか確認して行うようにして下さい。
もしもに備えて、ミスを用意しておくと良いでしょう。
塩まじないの方法④ 流す
③で燃え尽きたティッシュの灰を集めてトイレに流します。この時、真っ黒な灰になっていなくても大丈夫です。焼き上げた事実が大事なので、真っ黒になっていなくても気にしないようにしましょう。
また、どうしても火をつけて燃やすことができないという場合は塩を包んだティッシュをそのままトイレに流してもOKです。必ず燃やさないといけないというわけではないので、火の取り扱いが難しいけど、早く問題をなんとかしたい!という場合は③の工程を削っても大丈夫です。
以上が塩まじないの正しいやり方になります。塩まじないってとっても簡単ですよね。効果が出るまでこの作業を繰り返すようにして下さい。
塩まじないのを行う時の注意点
塩まじないは効果が高い反面、やり方を間違ってしまうと不利益な効果を得てしまったり、すぐに効果が出なくて止めてしまったということが多いです。そこで、塩まじないを行う際の注意点についてお話しておきたいと思います。
・塩の使い過ぎには注意!
なんとかして現状を打破したいという思いから塩をたくさん振ってしまう…という気持ちは分かりますが、塩の量と効果には何も関係がありません。むしろ、塩の量が多いことでトイレの配管が錆びやすくなってしまったり、配管が故障してしまう原因になってしまうので塩の量はひとつまみでOKです。
また、繰り返しになりますがティッシュを燃やさなくても効果はあります。アパートやマンションに住んでいるとどうしても火を燃やすのがNGだったり、危険だったりしますよね。そんな時は塩を包んだティッシュをそのままトイレに流して下さい。
・書き方をきちんと理解しよう
上記では、願望とは逆の言葉を書くとお話しました。例えば、お金が欲しい人は「お金がない」と書きがちですが、そうなると病気や事故で保険金が入ってくる場合もありますし、家族の誰かが亡くなって遺産が入ってしまうということにもなりかねません。
私たちは「お金がない」と書く事で「臨時収入が入った!」「宝くじが当たった!」などを思い浮かべると思いますが、どんなお金が入ってくるかわからないので、書く時は「ボーナスが上がらない」「お小遣いが少ない」「宝くじが当たらない」など書くようにしましょう。
・1回で効かないからってすぐに諦めない
塩まじないの効果がないと言っている人の多くは、1回おまじないをしてみて効果を感じられず諦めていく人が多いです。もちろん1回で効果があったという人もいますが、中には何年もかかったという人もいます。
ただし、多くの人は4回目ぐらいで願いが成就した人が多いです。効果が出ないからと言ってすぐ諦めるのではなく、一定期間続けましょう。
・リラックスして意識を集中しよう
効果がないと言っている人の多くは、最初から無理だろうと思っている人が多いです。どうしても疑ってしまったり、緊張してしまうと集中力が無くなってしまいます。そこで、おまじないをする時はリラックスして下さい。自分の気持ちを整えてから塩まじないにチャレンジしましょう。
・おまじないと呪いを混同させない
おまじない=呪いと思っている人がいるかもしれませんが、おまじないは呪いではありません。人間関係や恋愛などにおいて縁切りを願う時、どうしても悪意を込めてしまいがちですが、悪意を込めると呪いに変わってしまいます。そして呪いに変わってしまうと自分の運気を下げてしまうので悪意のあるおまじないをしないようにしましょう。
【まとめ】塩まじないの正しいやり方と注意点
さて、塩まじないの正しいやり方と注意点について解説してきましたがいかがだったでしょうか。やり方はとっても簡単だったと思います。とにかく、塩まじないをする時は書き方が重要です。正しく自分の問題点や現状を書くことで自分の願いを叶えてしまいましょう。