郵便や宅急便は受け取り拒否できるの?その方法とは?

「あれ?!こんな差出人の名前、見覚えないんだけど…」
「差出人の欄が書かれてないんだけど、怖くて受け取りたくない」

なんて経験、ありませんか?また、要らないダイレクトメールがたくさん届くのも結構面倒くさいですよね。そんな時、「受け取り拒否ができたら良いな」って思いませんか?

そこで今日は、郵便や宅急便の受け取り拒否について詳しくお話していきたいと思います。

そもそ郵便や宅急便の受け取り拒否はできるのか?

結論から先に申し上げますと、受け取り拒否はできます!
これは、私自身がやったことがあるので間違いないです!!

私の場合は宅急便の受け取り拒否をしました。なぜかというと、オークションで競り落としたものが、私の思っていたものと全く違ったからです。そもそも相手が紛らわしいタイトルを付けて出品していたのが原因だったため、こちらとしてはすぐにキャンセルしたい旨を伝えたのですが、勝手に発送してしまったため、受け取り拒否を行いました。

たまたま宅配業者の方が居たので「受け取り拒否をしたい」と伝えて手続きを踏み、無事にこのトラブルは解決したんですけどね。

というわけで、受け取り拒否は簡単にできてしまいます。もちろん、郵便物や宅急便の受け取り拒否をしたからと言って法的に罰せられるということはありません。郵便物を受け取るか受け取らないかに関しては受け取る人に任せられています。

そのため受け取り拒否ができるんです。

郵便や宅急便の受け取り拒否の方法とは

それでは郵便や宅急便の受け取り拒否についてお話していきたいと思います。
受け取り拒否の方法ですが、まず大前提として未開封の場合しかできません。
そして、その方法ですが「受取拒絶」と紙に書き、署名または捺印をした紙を郵便物に貼り付けます。

それを郵便局に持っていくか、配達員に直接渡せばOKです。ちなみに、返送される時の郵便代はかからないので安心して下さい。また、未開封の時のみ受取り拒否ができるようになっているので、受け取りたくないものは絶対に開封しないようにして下さいね。

では、宅急便や書留の場合はどうでしょうか。これらの場合、「受け取りました」というのを証明するために、サインもしくは印鑑を押さないといけないですよね。このサインをしてしまうと、例え開けていなくても受取ったということになってしまい、受取り拒否を行うことができなくなってしまいます。

ですので、最初から受け取る意思がない場合は押印もしくはサインはしないようにして下さいね。また、たまたま配達員が近くにいて、口頭で「これ、受け取りません」と言ったとします。この場合、受け取り拒否を受け入れることはできません。それは、後でトラブルの原因になってしまうからです。

もし、受け取り拒否をしたい場合は必ず一筆書くようにしましょう。

そして、郵便局に持っていくのが面倒くさいという場合はポストに投函してしまうのもOKです。この時の注意点として、署名はフルネームで書くという約束があります。受取拒絶と書いた紙にフルネームで署名をし、郵便物に貼り付けたものを近くのポストに投函してしまいましょう。もちろん、この時の切手代などはかからないので安心して下さいね。

郵便や宅急便の受け取り拒否をする時にやってはいけないこと

さて、何度も受け取り拒否を行う場合は未開封のものに限るってお話してきましたが、なぜ開けてしまったらいけないのでしょうか。その答えですが、郵便物を開けた時点で切手が使われたということになってしまうからです。

「中身を見てみないと必要かどうか分からない」という場合も多いかもしれませんが、開けてしまったら終わりです。もし、開封してどうしても不要だった場合、新しい封筒に入れて切手を貼り直して送り返すことになるので注意して下さいね。

受け取り拒否ができない郵便物ってあるって知ってた?

さて、書留や宅急便でも受取り拒否はできるのに、ある郵便物だけ受取り拒否ができないって知っていましたか?それが「特別送達」なんです。これは、裁判所からの郵便物などで法律的に保護されている郵便物のため返却できません。

とくに「重要」と書かれた郵便物は捨てない方が無難です。もし、受け取り拒否をしてしまった場合、裁判が起きた時に不利になる可能性があるので拒否はしないようにしましょう。

郵便や宅急便の受け取り拒否のまとめ

以上、郵便や宅急便の受け取り拒否についてお話してきました。今まで受取り拒否をするなんて、何かトラブルがあった時のみしか考えていなかっただけに、不要なダイレクトメールにも使えるなんて目から鱗でした。

そう考えてみると、封も切らないまま「あ、またここから来てる…」というような郵便物ってありませんか?いちいちゴミに捨てるのも面倒くさいし、資源の無駄遣いですよね。そんな時、受取り拒否をして不要な郵便物を整理してみるのはどうでしょうか。

私もさっそく、受取拒絶の紙を作ってダイレクトメールなど不要なもの返送したいと思います!

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