冬になると怖いのがあれ!ちょっと手が触れたり、ドアノブを触った時に起こる静電気。酷い時はバチッと言って、めちゃくちゃ痛いですよね。ただ、この静電気って対策次第では簡単に除去することができるんですよ。
そこで、今日はなぜ静電気が起こるのか、どうやったた静電気を除去することができるのか。原因と対策についてお話していきたいと思います。
静電気はなぜ起こるのか
静電気は気温25度以下、湿度が20%以下の時に起こりやすいと言われています。これは、私たちの体にはプラスとマイナスの電気が帯びているのですが、マイナスの電気が増えたり減ったりすることで電気が帯電してしまい、帯電している状態のもの同士が触れ合うことでバチっという現象が起きてしまうのです。
そんな静電気を起こす原因の一つに衣類の摩擦と組み合わせがあるのですが、
プラスに帯電する衣類
麻や木綿、皮、シルク、レーヨン、ナイロン、ウール
マイナスに帯電する衣類
アセテート、ポリエステル、アクリル、塩化ビニール
の2種類に分けられていて、プラスとマイナスの組み合わせにしないようにすることで静電気が起こりにくくなると言われています。
また、乾燥肌や酸性体質の人も静電気が他の人に比べて起こりやすいと言われているんですよ。
静電気を除去する方法とは
それでは、静電気を除去する方法について見ていきましょう。
①ドアを開ける前に壁を触ろう
ドアは金属で静電気を起こしやすいので、ドアノブを触る前に壁を触って放電させてドアノブに触ると良いでしょう。車に乗る時などで壁がない場合は地面でも石でもOKです。ただし、金属やプラスチックのものを触っても放電されないので気を付けて下さい。
②鍵などを使ってドアノブに触ろう
ドアノブを直接触る前に、鍵などをしっかり持って金属に触れば放電することができます。とくに車の鍵を開ける時なんかは壁がないところも多いのでこの方法はやりやすいですよね。
③ハンドクリームを塗ろう
静電気は乾燥肌の人に起こりやすいです。冬になると手が荒れるという人は、ハンドクリームを塗るなどして保湿をしましょう。
④湿度を高くしよう
湿度が20%以下になると静電気が起こりやすくなります。冬は、室内もエアコンの影響でかなり乾燥するので加湿器を上手く使って湿度を高くしましょう。湿度を50~60%程度にしておけばインフルエンザや風邪の予防にもなるし、冬は加湿が重要です。
⑤髪の毛の静電気にはトリートメントを使おう
髪の毛が細くて柔らかい人は静電気で髪の毛が広がってしまうことがありますよね。シャンプーをしすぎると髪の毛が乾燥してしまうので余計に静電気が立ちやすくなってしまいます。そこでトリートメントをしてしっかり保湿してあげましょう。髪の毛を保湿すれば、静電気を防ぐことができます。
⑥柔軟剤で静電気を予防しよう
アレルギーのある人や肌が敏感な人はあまり柔軟剤を使わないという人もいるかもしれませんが、柔軟剤を使うことで静電気を予防することができます。柔軟剤には衣服を柔らかくするだけでなく、摩擦を減らす効果があるので静電気を予防するためにはうってつけです。
⑦静電気除去グッズを活用しよう
①~⑥を試してみたけど、それでも静電気が除去できないという人におすすめなのが静電気除去グッズです。どんなものがあるかというと
・静電気除去シート
・静電気除去キーホルダー
・静電気除去ブレスレット
などなどです。静電気除去キーホルダーは1つ持っていると便利かもしれません。場所も取らないし、カバンの中に入れておくだけで安心です。中には放電が終わったことをお知らせする機能があるキーホルダーもあるので安心してドアノブを触ることができますよ。
また、静電気除去ブレスレットは服の上にしても意味がありません。必ず肌に直接触れるようにしましょう。
もう、へっちゃら♪静電気を除去して嫌なパチパチとお別れしよう
さて、静電気が起こる原因と静電気を除去する対策方法についてお話してきましたが、いかがだったでしょうか。静電気が起こる原因が分かれば対策もしやすいですよね。静電気は摩擦を防いで、湿度を保つことで起こりにくくなります。
また、ドアノブなどを触る時は一度、壁に触れるなどしてから触ると怖くないですよ。是非、本日紹介した対策方法を参考にして静電気除去して下さいね。