中学生になったらスマホは必要!?買う前に知っておくべきメリットとデメリット

小学生に上がる時に、キッズケータイを買うかどうかで悩んだ親も多いと思いますが、中学生に上がるころになると今度はスマホを持たせるかどうか悩みますよね。子供は、アプリやSNSを楽しみたいからすぐスマホが欲しいって言いますが、親として心配なことも多いと思います。

とくにLINEによるいじめは結構ニュースでも取り上げられていて、心配になってしまいますよね。そこで今日は中学生がスマホを持つメリットやデメリットについてお話していきたいと思います。

イマドキの中学生のスマホ所有率とは?

中学生がスマホを持つメリットとデメリットをお話する前に、いったい中学生ではどれくらいスマホを持っているのでしょうか。2016年MMD研究所のデータによると、なんと中学生全体の約41%がスマホを持っていると言われています。

と言うことは、5人のうち2人がスマホを持っているという計算です。しかもこのデータは中学生全体の割合なので中学3年生になると所有率はもっと高くなります。さらに、スマホとケータイを併せると約8割が何かしらの連絡手段を持っているということになります。

もちろん地域差もあるのですが、確かに最近の中学生ってスマホ持っている子たちが多いですもんね。マックなんかで勉強している中学生を見ると、ほとんどの子がスマホで音楽を聞いたり、電話しているのを見かけます。

ちょっと前まで子供が携帯なんて…という時代から、今では持つのが当たり前になってきているのですね。

中学生がスマホを持つメリット

では、中学生がスマホを持つメリットとは一体何でしょうか。

メリット① もしもの時に居場所が確認できる

最近は、男女問わず物騒な事件が多いですよね。いつどこで事件に巻き込まれてもおかしくないし、とくに女の子の親は心配事が多いと思います。しかし、スマホを持っていればGPS機能があるため、子供の居場所がすぐ分かります。

もしも、子供が事件に巻き込まれたとしてもすぐに駆け付けることができるし、連絡をとれるかもしれません。親にとって子供は命に代わるぐらい大事な存在です。スマホを持つことで命が救えるかもしれません。

メリット② 部活や習い事の送迎に便利

小学生の頃は何かしら心配で練習をずっと見守っている親も多いですが、中学になるとある程度自分でできることはやってもらいたいですよね。それに兄弟のいるところは習い事の関係で送迎がバラバラになったりすることもあるので、スマホを持っていると非常に便利です。

スマホがあればだいたい何時ぐらいに終わるのか分かるので時間を無駄にすることはありません。また、少し離れた場所で待っている場合もすぐに連絡がとれるので便利です。

メリット③ 学校や部活のお知らせがメールで届く

とくに部活をしている人は中学生の頃からグループLINEができることもあります。このグループLINEには集合時間や場所、急な変更などの連絡がくることが多く、スマホを持っていない人は連絡が遅れたり、顧問の先生がうっかり連絡を忘れてしまうこともあります。

こちらは中学というより高校生の部活に多いですが、持っていなければいけない状況も出てくるし、自分で確認することもできるので便利です。

最近の中学校は、部活でグループLINEを作ってそこに集合場所や時間などを連絡するチームもあります。ですので、スマホを持っていると子供自身が確認するのにも便利です。

メリット④ スマホを持っていないことで孤独を感じなくて済む

スマホを持っている人がLINEを使っていじめを行うというより、スマホを持っていない人の方が仲間はずれの対象になりやすいっていうのも知っていましたか。大人ならスマホを持っていなくても平気という人も多いですが、やはり思春期に自分だけ持っていないというのは孤独になってしまいます。

もちろん、所有率には地域差もあるので一概に持っている方がいじめられないというわけではありませんが、持っていることで家族ともコミュニケーションを図ることができるし、家族でグループLINEを作って会話しているところって結構多いんですよ。

中学生がスマホを持つデメリット

次に中学生がスマホを持つデメリットについて見ていきましょう。

デメリット① スマホばっかり触って成績が下がる

スマホを持つと友達とLINEするのはもちろん、ゲームアプリやSNSにハマる子が多いです。そうなると、スマホ依存症になってしまい、勉強に身が入らなくなってしまいます。とくに受験生は要注意です。

ですので、家庭でルールを設けてスマホは夜21時以降には没収するなど約束事を決めると良いでしょう。

デメリット② 高額請求が届く

ネットゲームにハマる子はいつの間にか、課金を重ねて気が付いた時には数万円…の携帯代が請求されるなんてことがあります。ゲームがとくに好きな子の場合、保護者設定で課金ができないようにするなど最初から課金できないようにしておきましょう。

デメリット③ 目が悪くなる

スマホはPC同様、ブルーライトが出ています。ということは、長時間、見続けることで目に負担がかかり、視力が落ちてしまう人もいます。普通にスマホを使うだけなら大丈夫ですが、長時間スマホを触るのは目に良くないので依存しないように注意しましょう。

中学生がスマホを持つ時はルールを決めよう!

さて、中学生がスマホを持つメリットとデメリットについて見てきましたが、個人的な意見としてはどうしてもスマホが必要であるなら条件付きで持つのもアリかなとは思います。もし、自分が中学生だったら絶対欲しいと思いますしね。

ただ、ルールを決めることは必須です。例えば

・夜21時になったらスマホは没収
・ゲームアプリは入れない
・長時間、スマホを見続けない

など各家庭でルールをしっかり決めた上で、持たせるなら持たせるようにしましょう。

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