大人の塗り絵が与える効果とは!?色鉛筆の選び方とコツを紹介!

子供の頃、塗り絵が大好きだったという人も多いと思いますが、大人になって塗り絵をするという人はなかなか今までいなかったと思います。しかし、数年前から大人の塗り絵が流行り出しているんですよね。

「え?!大人で塗り絵するの?」って思った人もいるかもしれませんが、大人の塗り絵は子供の頃塗っていた塗り絵と違ってとっても複雑ですごく楽しめるんですよ。そこで、大人の塗り絵が与える効果と色鉛筆の選び方や塗り方のコツについてアドバイスしていきたいと思います。是非、これから大人の塗り絵をやってみたい!と思う人は参考にして下さいね。

大人の塗り絵がおすすめな理由

それでは、大人の塗り絵がおすすめな理由について見ていきたいと思います。

①集中力アップ

塗り絵は紙と色鉛筆があれば誰でもどこでもできる作業です。1つのことにじっくり集中して没頭すうることができるので、自分の内面と向き合う時間ができます。もちろん、編み物や裁縫などでも同じような効果がありますが、道具も必要になってくるし、テクニックも必要になってくるのでなかなか始めようという気にならない人も多いハズ。

一方、塗り絵は上手い・下手に関わらず誰でもチャレンジすることができてそれなりの仕上がりになるので始めやすいのが特徴です。

②癒し効果がある

塗り絵を始めると集中力が高まり、没頭していきますよね。そうすることで、心に癒し効果が生まれるとも言われています。ひたすら塗るという行為が瞑想状態に入りやすくしてくれるので、癒し効果があると言われているのです。

③イライラやストレスを発散できる

塗り絵ってただひたすら塗るだけという単純な作業ですよね。どんなにイライラしている時でも黙々と色を塗り続けることでいつの間にかイライラが解消されていることも多いです。また、好きな絵を塗ったり、好きな色を選ぶ瞬間はとっても楽しいですよね。

塗り絵をすることでストレス発散にもつながるので、ストレス解消の意味を込めて大人の塗り絵を始める人は多いです。

④指の筋トレと脳の活性化

最近は、スマホやPCの影響で文字を書くという行為が減ってきていますよね。久しぶりに字を書いてみると漢字を忘れていたり、なんだか字が下手くなってしまっていることって多くないですか。

そこで鉛筆を持って色を塗るという行為は指を使うことになるので、力を使うことになります。文字をスムーズに書くためにも大人の塗り絵は効果的と言えるでしょう。また、塗り絵は脳全体を使う作業です。後頭葉でどういう絵なのか認識して、側頭葉で過去に見た色や形を参考にしようとし、頭頂葉でどこに何が描かれているかチェックしていきます。

そして前頭葉にこれらの情報が全て送られてくることで、手を動かし塗り絵をしていくという流れになるため脳をフル回転させることができます。

色鉛筆の選び方

大人の塗り絵をする時、色鉛筆には少しこだわりを持った方が良いです。以下の点に注意して色鉛筆を選ぶようにして下さい。

①安すぎないものを選ぼう

最近では100均なんかでも色鉛筆を買うことができますが、どうしても100均にあるような色鉛筆は芯が硬くて上手く色が塗れません。できれば、道具には少しこだわりを持って塗りやすいものを選んだ方が良いです。

きちんとした文具メーカーのものでそれなりの値段の色鉛筆を選ぶようにしましょう。とは言っても、色鉛筆はそんなに高くはありません。三菱やトンボなんかの文具メーカーで十分なので、描き味が良いものを選ぶようにしましょう。

②色は24~36色が初心者にはオススメ!

色鉛筆を初めて買う時は24~36色がおすすめです。あまりに少ないのもバリエーションが少なくなってしまいますし、多すぎても最初のうちはどれを使ったらいいか迷ってしまうことも多いでしょう。

それに色鉛筆の種類が多いと、中には使わない色も出てきますからね。24~36色をベースにして塗り絵を楽しみながらどうしても欲しい色だけ単色買いするのも良いでしょう。

塗り方のコツとは

塗り絵は誰でも手軽に始めることができます。そこで、色鉛筆を使って大人の塗り絵をする際、上手く塗るコツについてここではお話していきたいと思います。

・芯は長めで先は尖らせよう

色鉛筆の芯は少し長めに削るのようにして、先は尖らせるようにして下さい。細かいところを塗る時に芯が尖っている方が塗りやすいです。又、広い面を塗る時は鉛筆を寝かせて使うと良いでしょう。線と線の間があかないように意識しながらムラなく塗るようにしましょう。

・最初は明るい色から塗ろう

絵の具を使う時もそうですが、色を塗る順番としては明るい色から塗っていくようにします。その理由は、暗い色から塗ってしまうと色が重なった時にくすんでしまったり、混じってしまって汚くなってしまうからです。できれば、明るい色から順番に塗っていくようにしましょう。

・重ね塗りをしていこう

色鉛筆の良いところと言えば重ね塗りができるところです。明るい色で大まかに塗った後、今度は重ね塗りにチャレンジしていきましょう。例えば、花の色を塗る時、中心部分は赤、ピンク、紫などを使って濃く塗っていき、広がるに連れて薄いピンクで塗っていくようにして下さい。そうすることで、影を付けて立体感を出すことができます。

大人の塗り絵で日々の生活に癒しを求めよう

以上、大人の塗り絵の効果や色鉛筆の選び方などについてお話してきました。だいぶ塗り絵に慣れてきたら、今度は色鉛筆だけでなく、絵の具やクレヨン、クーピーなんかを使ってみるのも良いでしょう。

描く道具によって全然塗り絵の雰囲気が変わってくるので、塗り絵の世界観が広がること間違いなしです。とりあえず、これから大人の塗り絵を始めてみようという人はまずは色鉛筆を買うことからスタートです。

とりあえず、最低でも24色あればOKです。また、塗り絵の本に関しては最初から続ける自信がない場合、無料の塗り絵をダウンロードして印刷しても良いでしょう。まずは、試しにダウンロードした塗り絵からスタートしてみて「もっとやりたい!」と思えればお気に入りの一冊を探すようにして下さい。日々の忙しい生活から解放されたい、癒されたいという人は是非、大人の塗り絵をやってみて下さいね。

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