出産後の夫婦生活は出産前と比べて、赤ちゃんや子供のお世話で忙しくなりますよね。
夫と二人きりだったときは、セックスでじっくりと愛を深め、夫婦のコミュニケーションをとっていたとしても、子供が生まれるとなかなか時間が取れずに、体力的にも疲れてしまう女性も多いのではないでしょうか。
こちらでは、出産後の夫婦生活におけるセックスの実態と円満な夫婦生活を送るための解決策をご紹介します。
出産後の夫婦生活でもセックスするべき?
そもそも、出産後の夫婦生活でもセックスするべきなのでしょうか?
セックスは夫婦の愛情表現の1つですから、愛を深めるコミュニケーションとして行うことが重要です。
セックスをしていなくても夫婦仲が良い家庭もありますし、出産直後は体力が落ちている女性もいますからから、無理にセックスをする必要はありません。
そろそろ夜の夫婦生活を再開したいな…
夫の愛情を確かめたい!
もっと夫にも愛情を注いであげたい
出産後も出産前と同じように、セックスしたい気分が高まったら行う方が良いでしょう。
気分がのらない、疲れているときに強引に夫婦生活を行っても余計にイヤになってしまうことがあります!
では、出産後の夫婦生活(セックス)はいつから始めてよいのでしょうか?
出産後の夫婦生活はいつから始めていいの?
出産直後は女性の体力が落ちています。
いつから夫婦生活を始めていいのかというと、担当医師から許可が下りたタイミング。
具体的には、産後の一か月検診などの定期検診です。
担当の医師から、普段の生活と同じように過ごしてよいと言われた時期が目安になります。
特に何も言われなかったり、夫婦生活を再開していいのか疑問に思ったりしたら、自分で医師に確認してみましょう。
実際に夜の夫婦生活を再開するタイミングは、出産後3か月くらいの夫婦が多いようですが、産後1年経っても再開していない夫婦もいます。
再開のタイミングは、夫婦それぞれによって異なるので、参考までにとどめておいてくださいね!
再開するタイミング・きっかけを作る方法は?
再開するタイミングやきっかけが見つからず、そのままセックスレスに陥ってしまう夫婦も少なくないようです。
そんな時は、自らアクションを起こして再開のタイミング・きっかけをつくってみましょう!
・さりげなく夫の体に触れてみて、気分が高まるような雰囲気をつくってみる
・自分から言葉で伝えて誘ってみる
女性から夫婦生活のムードをつくるの?と思う方もいるかもしれませんが、普段誘わない女性からアクションを受けることで盛り上がりをみせる場合もあるようです。
また、2人目以降の子供が欲しいときにも、夫婦の営みが自然と再開していることも多いみたいですね!
出産後の夫婦生活の頻度はどれくらい?
出産後の夫婦生活の頻度、皆さんはどれくらいだと思いますか?
夫婦によって異なりますが、多いと毎日~週1回、少ないと半年~1年に1回。
平均的には月1~3回くらい、といったところでしょうか。
中には3年以上セックスしていないという夫婦もいます。
セックスレス気味の理由としては、産後の体型を夫婦それぞれが気にしていて気分が乗らない、育児で忙しい、子供の目線が気になる、などがあるようです。
子供のお世話をしながら時間を見つけて営む産後の夫婦生活ですが、夫婦の皆さんはどんな場所でしているのでしょうか?
出産後の夫婦生活、どんな場所でしているの?
出産後は家に子供がいますから、どこで夫婦生活をしたら良いのかわからない女性も多いはず。
実際の夫婦生活では、子供が寝静まった後、子供が寝ている部屋とは別室でする、あるいは子供の外出に行う、など自宅で行っている場合が多いようです。
自宅以外の場合、たとえば旅行先の旅館やホテルの場合も、洋室・和室のどちらかに子供を寝かせてもう一方の部屋でしている、という夫婦もいます。
たとえどれだけ幼くても、行為中に子供の目線を感じることで、女としてではなく母としての自覚が芽生えてしまうため、別室で行う女性が多いのでしょう。
自宅以外の場所で環境を変えてセックスをする夫婦の場合は、洗濯物や子供のおもちゃなど生活感のある空間だと気分が落ちる、といった理由もあります。
さて、ここまでは出産後の夫婦生活のタイミングや頻度、場所についてお話してきましたが、ここからは出産後の夫婦生活で注意しておきたい部分もおさえておきましょう。
出産後の夫婦生活での注意点
出産後も夫婦生活を送る際には注意点が2つあります。
体の回復を待って行為をすることと、産後最初の生理の前にも妊娠の可能性があることです。
出産時の傷が回復していないと、セックス中に痛みを感じる場合があります。また、約1か月間は子宮が回復するために「悪露」が分泌されていますから、この分泌が止まるまで待ちましょう。
また、産後最初の生理の前にももちろん排卵がありますので、そのまま妊娠する可能性もあります。
すぐに2人目を産みたいなど、次の妊娠を望んでいる場合以外はきちんと避妊しましょう。ただ、授乳中はピルを服用できませんので、避妊リングやコンドームなどの避妊器具を使ってくださいね。
出産後も円満な夫婦生活を送るためには
出産後も円満な夫婦生活を送るためには、無理をしないことが一番です。
育児の疲れや体型の悩みなどで気分がのらない中で、どちらかが一方的に誘いすぎると、もう一方はかえってイヤな気持ちになる場合もあります。
さりげなく誘ってみて、再開できそうなタイミングが来たら、子供の目線が気にならない場所や気分が高まる場所で。
夫婦としてはもちろん、男女のコミュニケーションとして、雰囲気からじっくりと楽しみましょう。