最近の若い人は小さい頃からカラオケに行くことも多く、カラオケが好きでよくカラオケに行くという人も多いですよね。しかし、中には自分は音痴だからカラオケに行くのが苦手だ…という人もいるでしょう。
しかし、実はカラオケってちょっとしたコツを覚えるだけでとっても歌が上手く聞こえるようになるんですよ。そこでここでは、カラオケのちょっとしたコツを紹介していきたいと思います。是非、マスターしてカラオケを楽しめるようになりましょう。
カラオケが上手に聞こえるちょっとしたコツとは?
では、カラオケで少しでも上手く聞こえるようになるコツについてお話していきたいと思います。
①選曲が大事!
カラオケに行った時によくやりがちなのが、自分が好きな曲を入れて声が裏返ってしまったり、テンポに付いていけなくて途中で息切れして止まってしまったり…って誰もが一度や二度は経験したことがあると思います。
確かに誰よりも早くこの新曲を歌いたい!という気持ちは分かりますが、自分の音域には限界がありますよね。そうなると高い音を歌う時とっても苦しそうに聞こえてしまい、なんだか歌が上手く聞こえません。
また、テンポが速すぎてしまうと付いていけなくて何を歌っているのか分からなかったりしてしまい、聞き苦しくなってしまいます。ですので、まずは自分のキーに合った曲で自分が歌いやすい歌を選ぶようにしましょう。女性の曲でも男性の曲でも自分の声にマッチしていればOKです。
②ウォーミングアップをしよう
歌を歌う前もスポーツと同じでウォーミングアップが必要です。その中でも最も効果的と言われているのがリップロール。リップロールとは、子供の時によくやっていたあの「ブルルルルル…」と唇をずっと震わせるものです。
できるだけ一定の息を吐きだすようにしながら振動させる時間を長くしていきましょう。また、慣れてきたら音を付けてブルブルしていくのも良いです。リップロールをすることで筋肉の緊張をほぐし、喉を温める効果があると言われています。声が出やすくなって音が安定すると言われているので是非取り入れてみましょう。
③メリハリを付けて歌う
歌には強弱がありますよね。サビの部分は大きく、他の部分は静かになどメリハリを付けて歌うことで聞かせたい部分がしっかり分かります。また、高音を歌う時はマイクから少し離して歌うことで音量を調節することもできるし、逆に低い部分は聞き取りにくいのでマイクを近づけることで聞きやすくなります。
④大きな声で堂々と歌う
カラオケが苦手な人は歌う時声が小さい人が多いです。そうなると、周りのみんなもだんだん飽きてきてしまいます。ですので、歌が多少下手でも大きな声で歌うようにしましょう。また、どうしても自信がない時は友人と二人で歌うというのも良いです。
⑤マイクは声が入る位置で真っ直ぐ持つ
カラオケのマイクは横から出される声はうまく拾ってくれません。そこで、マイクを持つ時はしっかり声が入る方向から持つようにしましょう。真っ直ぐ声が入るようになれば、それだけで採点がアップすることもあるので是非自分の声が一番拾われやすい位置でマイクを持つようにして下さい。
カラオケの練習で意識することと
①腹式呼吸を使う
歌を歌う時は腹式呼吸が重要です。腹式呼吸で歌えるようになると、声量がアップし、高い音が出るようになり、音域が広がります。また、長い時間歌っても喉が痛くなることがありません。歌を上手にコントロールするためには腹式呼吸はとっても重要です。
普段、呼吸をしているように胸式呼吸で歌を歌ってしまうと、息は長く続かないし、喉もすぐ痛くなってしまうし、高い音も出せません。カラオケで歌が上手くなりたい!と思っている人はまず腹式呼吸の練習から始めてみるようにしましょう。
腹式呼吸が上手くできない人はまずは横になって鼻から息を吸ってゆっくり口から吐き出すことを意識して行っていきましょう。できるようになったら、立って腹式呼吸で歌を歌うようにチャレンジしてみて下さいね。
②鼻腔共鳴ができるようになる
鼻腔共鳴ができるようになると、響きのある声を出すことができるようになり、表現力が豊かになると言われています。その練習方法の一つとしてハミングが有効です。ハミングって口を閉じて行うので声を鼻から抜いて音を出すことができますよね。
ハミングで歌を歌うと声が響いているのを感じることができるはずです。コツはリラックスして歌うこと。声が響いているのを感じることができたら、口を開けて歌うようにして下さい。
③カラオケの採点機能を利用してみる
カラオケに行くと採点機能がありますよね。採点機能には音程が外れていないか、声が安定しているか、表現力があるかなどなどが加味されて採点されるようになっています。この機能を上手く利用して、練習していくことで高得点が取れるようになれればカラオケが上手く歌えていると思って間違いないでしょう。
④ビブラートをきかせる
歌が上手な人はビブラートをきかせるのがとっても上手です。ビブラートのコツはいろいろありますが、いくつかポイントを紹介しておきます。
まずは、母音に強弱をつけること。例えば「あぁあぁあぁあぁ」と音を伸ばす時に強弱をつけるようにします。音に揺れをつけてビブラートをきかせましょう。
次に声を出しながらお腹を押すようにして下さい。この時、音が揺れると思うのですがこの感覚を上手くつかんだ後、今度はお腹を押さないようにして発声してみて下さい。
そして、最後に同じ音を2秒以上キープし、次に半音を2秒キープ…というのを繰り返していくことでビブラートの練習をしていきます。できるようになったらその感覚を短くしていきましょう。
⑤裏声を上手く使いわける
歌が上手な人は地声と裏声を上手にミックスしながら歌を歌っていきます。一見、難しそうに見えますが腹式呼吸と鼻腔共鳴ができるようになっていれば簡単です。練習方法としては口を閉じてハミングをします。この時、少し大きめのハミングをするようにしましょう。
そして、ハミングをできるだけ強く出せるようになったら口を開いて声に出してみて下さい。これでOKです。裏声が強く大きく出せるようになれば、ミックスボイスで歌を歌うことができます。
⑥何度も同じ歌を練習する
上手く歌えるようになる一番の近道は何度も同じ曲を歌うことです。もちろん、歌を聞くのも大事ですが、何度も同じ曲を歌って練習することで声も出しやすくなるし、ポイントもつかめてきます。
また、同じ曲をずっと歌っていると自信もついてきますよね。そうなると自然と声も大きくなるし、表現力も豊かになって自信を持って歌うことができるようになりますよ。
カラオケのコツをマスターして自信を持って歌を歌おう
さて、カラオケのコツについていろいろ紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。最近の若い世代は小さい頃からカラオケに行っているのもあって、とっても歌が上手い子が多いなという印象を受けます。
そこで思ったのはやはり慣れなのかなと。小さい頃から人前で歌うことにも慣れているし、上手くなりたい!と思ってやはり練習している人も多いです。今は一人カラオケもある時代です。まずは、人前で歌うのが恥ずかしい!という人は一人カラオケで練習するのも良いですよ。
是非、今日紹介したコツをマスターしてカラオケに行くのが楽しくなるといいですね。